「学力テスト」の弊害の嵐が早くもこの沖縄で吹き荒れている。
県教育委員会が、各学校でテストの成績を公表して、積極的に活用することに方針転換した。
やる前からわかっていたことだが、全国最下位の成績に、髪を振り乱して
学力向上を声高に言い始めた。
テストの成績が良ければ頭が良いという、今の日本の教育は明らかに
行き詰っていることは、国際的な調査でもはっきりしている。
暗記力は良くても、想像力や応用力がない。
テストの成績を上げるために、居残りや補習授業をやり、詰め込みをして
子どもが勉強嫌いになってしまう悪循環。
できない子をテストの日に休んで
もらうなどといった、本来の目的から逸脱した、学校の競争につながり、
学校の選別を進め、落ちこぼれは振り向きもされない、
こんな教育を進めようとしているのか。
沖縄タイムスの「学力って何」の連載は、教師と保護者の葛藤が描かれており
いい取材だと思う。
29日にはその「全国学力テスト」に全国で唯一、不参加を表明した愛知県の
犬山市に市議団として視察に行ってきます。その結果を後日報告しますね。
日米の環境保護団体とジュゴンが米国防総省を訴えて勝利!
25日付県内夕刊のトップ記事だ。
普天間代替基地建設でジュゴンへの影響を評価検討していないことは、
米文化財保護法に違反していると、サンフランシスコ連邦地裁が判決を下した。
実に当たり前の判決だが、当のアメリカ政府が移設を求めて圧力をかけている中で、
見事な良識を発揮したものだ。
私も、辺野古の海にボーリング調査反対の支援に行ったことがあるが、
沖縄本島にこんなに透き通ったきれいな海が残されていることに、感動しました。
そのときに撮った海がめが忘れられません。漁船を怖がらず、長いことゆったりと
泳いでいました。
埋め立ては珊瑚を破壊し、魚の湧く豊かな海を殺してしまいます。ジュゴンはその海と
海に生きる生き物たちの象徴です。
7000億円の国民の税金を投入してやることとはとても言えません。
そんな無駄遣いをしてまでアメリカにつくす義理はありません。
あれから、13年・・・時のたつのは早く、忘却も早いものです。
私が、震災直後の1週間目に、医療ボランティアで神戸市長田区の被災地に派遣されたのも
遠い過去になってしまい、記憶の底で被災地の惨状を呼び戻すのも難しくなりました。
長田区はシューズの町、下町のような庶民の町だったそうです。活断層の走るラインをはさんで、被害の度合いが全く違う景色に、目を疑うほどでした。
すべてが瓦礫の街に、かろうじて神戸協同病院が原形をとどめており、この病院の機能を維持するために、毎日貯水池まで、倒れた阪神高速の横を通ってトラックを往復させて、水を運ぶのが、私の仕事でした。マスクをしなければならないほど、ほこりが舞い、ライフラインがすべてない為、街は汚物の臭いと火災の焦げた臭いが充満していました。
この体験が、私の人生観も変えたように思います。地球の自然の前では、文明がもろいこと、人間のなんと小さく情けないことか。しかし、みんなが力を合わせて助け合うという、人間の力も改めて知りました。
町並みは復興しても、まだ、心の傷は癒えない被災者、老人の孤独死も後を絶たないそうです。
がんばれ、神戸。祈らずにはいられません。