2010年1月24日投票の名護市長選挙は、鳩山首相が「移設先は市長選挙の結果を見て判断する」と発言するなど、大きな焦点となっている。しかし、11・8県民大会での県民世論は普天間基地は閉鎖・撤去であり、新基地建設はNOとはっきりしている。
この間、稲嶺氏(民主・社民・社大推薦)は、「辺野古合意案見直し」、その後「県外移設、新政権の新たな動きを踏まえて対応」などという曖昧な態度をとっていた。
しかし、比嘉進氏(市民の会・共産推薦)の出馬表明・県民大会を受けて、稲嶺氏が辺野古への新基地建設反対を表明するようになり、変化が生まれてきた。
共産党県委員会は、その状況を踏まえ「①新基地建設反対、②岸本・島袋市政のブレーンであった経歴を曖昧にしない」という立場を堅持し、かつ「話し合いには応じる」という柔軟な対応をしてきた。
そして今日18日、「稲嶺氏から命がけで新基地建設に反対する」という言明があり、候補者を稲嶺氏に一本化する「覚書」の調印をした。
基地建設反対の候補が一人に統一され、闘いが合流したことは、比嘉靖氏の毅然とした立候補の表明と市民の会の粘り強い闘いの成果である。
我が党は、名護市民とともに市長選勝利に全力を挙げる決意である。
覚書の内容
一、名護市の「閉塞的状況」を打破し、現在の利権にまみれた市政を刷新するため「市民の目線で街づくり」を行い、公平、公正で透明性の高い行政運営を行う。
一、「辺野古、大浦湾の美しい海に新たな基地は造らせない」「名護市に新たな基地はいらない」という信念を最後まで貫くことを市民の皆様に約束する。
立会人、前市長候補・我喜屋 宗弘氏
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今、沖縄の普天間基地の問題が全国的に話題になる情勢になっています。
一昔前まで「安保条約の是非」がテレビで議論されることなどほとんどなかったのに、
バラエティ番組でも取り上げられるようになった。
安保賛成の人でも、日本の現状・沖縄に偏重している米軍基地は減らすべきと言う。こんなに被害を受けているのに、尚且つ莫大な「思いやり予算」まで提供している。こんなに居心地の良い国はないと思われている。
米国はいかにも、「安保は日本と極東アジアの平和のため」と強調しているが、何でも武力を背景とした外交を有利に進める戦略ための道具でしかないと、私は思う。
11月8日の県民大会の大きな成功に見られるように、沖縄県民は普天間基地は閉鎖・撤去であり、辺野古への移設は反対である。日本のどこかに同じ苦しみを押し付ける気持ちはない。全国の皆さんといっしょに、米軍基地をなくす闘いを交流するシンポにしてほしい。
基地問題シンポジウム
12月5日(土)午後2時
場所 沖縄コンベンションセンター
会費 500円
パネリスト・伊波洋一宜野湾市長、志位和夫日本共産党委員長、仲山忠克弁護士
主催 全国革新懇・沖縄革新懇・沖縄統一連
連絡先 ゆい法律事務所 098-855-7435
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好天に恵まれて暑いぐらいの日差しの中、会場の宜野湾市海浜公園には多くの県民が集結した。
前日には「神奈川県の松沢知事」が米国にわざわざ出向いて、「辺野古の県外移設はむり、辺野古しかない」と県民を冒涜する発言を行い、県民の怒りは沸騰している。
今回の県民大会は準備期間が短かった。しかし何かしなければという多くの県民が集まった集会であることは、会場での募金が250万円という金額に現れている。「政府に県民の声を届けてほしい・神奈川県の松沢知事に抗議しもらいたい」という意思表示である。
嘉手納統合案を強く進めている、下地幹郎議員も意見表明したが、会場からはブーイングで迎えられた。
日本共産党からは赤嶺政賢代議士が、県委員会を代表して連帯の挨拶をした。中央委員会から「市田書記局長・笠井・穀田衆議院議員・仁比参議院議員」が参加し、政党としては一番多くの国会議員の参加でした。
名護市の「二見10区の会」の渡具地さん親子が、豊かな自然が残る大浦湾を埋め立てないでほしいと切実に訴えた。
那覇市議会は、今回実行委員会を結成できなかったが、当日議長をはじめ自民党保守系の議員が10数名も参加し、同じように拍手を送る光景は、時代は明らかに変わり始めたなと大いに感じました。
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真嘉比・古島区画整理事業での、沖縄戦の激戦地の小山から遺骨が多数出土している事をブログで先日書いたが、今日は実際にガマフヤー(壕掘り)、「いわゆるボランティアの遺骨収集団体」、の具志堅さんから説明を受けながら、現場の状況を説明してもらった。
現地にはホームレスの方や失業中のかたなど53名が発掘作業に従事していて、みなさん熱心に作業してました。具志堅さんによると「初めはある程度のリタイアを予想していたが、実際に遺骨が出てくると、もっと埋まっているのではないか、とできるだけ掘り出してあげたいとの気持ちが高まり、充実した気持ちで取り組んでいる」と話していました。
戦後処理としての遺骨を収集することが、失業者の生活の糧になり、しかもそれが人間としての誇りを取り戻す効果をもたらす。非常に晴れやかな話ではないか。
具志堅さんの話は、実に生々しい描写で、戦争の現場を想像させる話だった。鉄兜に頭蓋骨が収まった写真は、メガネもついていた。「骨がばらばらになっていない状態は、肉がついた状態で埋められた証拠です」「弾の薬きょうがかなり出ているが、そのほとんどが米軍のもので、激戦の後米軍が制圧し、その場所から撃ちまくったのでしょう」「米軍は蛸壺などの死体にガソリンなどをかけて燃やしている。腐乱死体が臭いからしたのでしょう。焦げた遺骨も発見されている」などなど。
この悲劇の激戦地が区画整理で跡形もなくなることを、具志堅さんは惜しみ、後世の人々に戦争を伝えるためにも、何らかの形で残してほしいと語っていました。
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来年1月投票の名護市長選挙をめぐる、民主・や革新系市議らの動きが私には理解不能である。
そもそも、稲嶺氏とはどういう政治経歴をとってきたか。「故岸本市長市政の収入役」として辺野古への基地受け入れを推進してきた人物である。
その歴史的事実について、なんら反省の弁もないまま、V字案見直し=県外移設という論理の飛躍にどれだけの説得力を持つのだろう。
マスコミは擁立した県議や市議らの言うまま、「稲嶺氏は「県外移設」を主張している」と報道しているが、本人の口から一度も「辺野古に基地建設反対」とは言っていない。重要な争点であるだけに、マスコミは自身の取材で本人に確認してから報道する責任があろう。
「辺野古合意案を見直し、県外移設を求めていく」というのは、建設反対を表明しているとは全くいえない。
仲井真知事の「県外ベスト、県内やむなし」という姿勢と変わらず、最後は「苦渋の選択」という落としどころが残された考えである。
それらを考え合わせると、新基地受け入れを表明している現職市長と正面から対決できる候補者はだれか。おのずとはっきりしている。
比嘉やすし氏は、市民投票以来、この13年間一貫して辺野古への新基地に反対してきた。教育者としての評価も高い人物で、基地押し付けのひもつき振興策ではない、名護市が元気になる振興策を進める。
いまの立候補の状況は保守・基地受け入れ陣営が分裂しているのであり、基地建設反対の候補は、比嘉靖氏のみである。革新系市議らが1本化を比嘉氏に要請するのは、筋が通らない。
8年前に市長候補としてがんばった「宮城康博氏」も自身のブログ(なごなぐ雑記)で、この間の候補者選定作業に大きな疑問を呈している。
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2日臨時会で「米軍普天間飛行場の県外・国外移設を求める意見書」が採択されましたが、我が党市議団は、採択に加わらず退場しました。
その理由は以下のとおりです。
「私たち沖縄県民は、米軍基地あるがゆえに筆舌に尽くしがたい様々な苦しみと痛みを戦後64年も強いられています。今回の意見書案は、この基地被害、爆音、そして墜落の恐怖と隣り合わせの生活を、よその住民に押し付け、国民同士を分断し、いがみ合わせることにつながりかねない「県外への移設」を求める内容になっています。ウチナンチュのチムグクル、反戦平和の「沖縄の心」に反するものではないしょうか。」
「沖縄の側から今求めるべきは、世界一危険な普天間基地の即時閉鎖と無条件撤去」ではないでしょうか。今、鳩山政権のもと、米国政府の恫喝で「県内たらい回し」を押し付ける動きが強まっています。今こそ、翁長市長も共同代表を務める11月8日の県民大会の成功が強く求められます。日本共産党那覇市議団は、沖縄県民が政治的立場の違いを乗り越えて、心を一つに一致団結し、日米両政府からの基地押し付けを跳ね返すことの重要性に鑑み、採択に加わらず退場します。
私たちは、普天間の危険を除去するには、県内も県外の移設もない、「閉鎖・無条件撤去」こそが県民世論であると確信します。
日本のどこかに移設すれば解決する問題ではありません。
名護の市長選が来年2月に行われますが、普天間の移設先としての争点ではなく、新基地は沖縄のどこにも要らないという候補者でこそ、辺野古に基地を作らせない、一番の近道でしょう。
名護市長選の三つ巴の状況について、次に書きたいと思います。
写真は普天間飛行場の航空写真で、周りは住宅密集地です。
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