二十歳の君たちへ、とのブログを書いたが、自分の息子も二十歳の成人式を迎えた。
頭で思い描いていた、息子との成人式の過ごし方は、90%はずれた。
親父の描いていた思いは、酒を飲みながら幼少時代の思い出や今後の生き方を語ることであったが、そもそも息子は、友人と旧交を温めるのに忙しくて、親といる時間などほとんどない。
山梨の大学に通い、成人式の日に合わせて3泊4日の日程での帰省では、会話らしい会話はできないじまいだった。
一緒にお酒を飲むという楽しみは後々にとっておこう。
されど、20歳のお前に今しか言えないことは言っておこう。
二十歳の成人おめでとう。よくぞここまで健康で立派に成長してくれた。
けっして楽しい親父ではなかったかもしれない。スポーツやキャンプなどの趣味があるわけではないので、一緒にとことん遊んだこともない。
お前のやんちゃに怒って、つい頭を殴ったことが何度かあった。石頭のお前を殴って私の手が痛かった。でもお前はもっと痛かっただろう。すまなかった。君の心にそのことが怒りとして残っていないことを望む。親として成長する機会があり、その時からげんこつすることをやめた。
今の日本は、けっしていい世の中ではない。格差と貧困がかつてないほど深刻な事態だ。
そんな社会にしてしまった大人の責任を感じています。正社員にならなければまともな生活ができない雇用の在り方は、絶対変えなければならない。また、多様な職業を選べるような、産業構造の改革も必要だ。仕事に卑賤があってはならない。社会に必要とされる仕事は、どれも尊ばれねばならない。当然の価値で。
こんな時代にあって、少ない椅子を巡って競争をしなければならない。がんばれと応援するのが精いっぱいだ。
たくさんの友人と夢や恋愛や社会の矛盾などを語り合うことは、今しかできない。青年の時しかできないことをいっぱい経験して、人としての幅を大きくしなさい。それが、将来の大きな財産になると信じています。
GOOD LUCK!!
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