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那覇市議会6月8日の代表質問の内容です。
08年6月議会 代表質問 本文 日本共産党 我如古一郎
日本共産党の我如古一郎です。発言通告に従い、代表質問をいたします。
はじめに、所見を述べさせていただきます。
8日投票の県議会議員選挙で、我が党は後期高齢者医療制度の廃止を掲げ、多くの県民の激励を受け、5議席の躍進をいただきました。ありがとうございます。
この制度が始まった4月以来、お年寄りの皆さんが共通して感じていることは、「長寿を喜べない、社会のお荷物なったことに対する肩身の狭さです。」75歳という年齢で差別する考え方は根本が間違えています。
保険料の一部引き下げなど、小手先の見直しではどうにもなりません。老人保健制度と年齢も同じだから、何も変わらないというのは間違いです。
老人保険制度には少なくとも、お年寄りの健康と福祉を増進するという理念がありました。後期高齢者医療制度には、老人医療費の削減という目標しかありません。
医療の中身も健康診断も制限するひどいものと、言わなければなりません。思想信条・党派を超えて、高齢者の安心を守るために「廃止」することで共同する事が大事ではないでしょうか。
では質問いたします。
後期高齢者医療制度について
(1) 厚労省の不十分な調査でも、沖縄県の64%の方が負担増となりました。対象の高齢者の保険料は、全県・本市で平均いくらでしょうか。国保に比べて負担の増えた割合はいくらになったか。伺います。
(2) 沖縄県老人クラブ連合会7万人の「廃止アピール」について行政としてどう思うか。市長の見解を問うものです。
(3) 65歳から74歳の障害者の制度への加入強制が問題になっています。本市はどのように対応しているか。伺います。
次に、国保・健康行政について質問します。
(1) 後期高齢者医療制度創設で国保財政はどのようになったか。伺います。
(2) 75歳以上の特定検診(住民健診)の自己負担はいくらになったか。75歳以上の健康増進に那覇市の責任はないのか。市独自の助成をすべきです。見解を問うものです。
(3) 国保で支給していた、75歳以上の「針・灸利用券助成」がなくなったが、昨年は何名の実績があって、金額はいくらでしたでしょうか。福祉政策として復活助成すべきではないか。見解を問うものです
次に、教育行政について質問します。
(1) 義務教育の費用について、学校教育法・及び憲法の規定を問うものです。
(2) 近年、教材費の自己負担が増え続けています。家計への影響も少なくありません。市内5ブロックを抽出した小学1年生・5年生・中学1年生の1年間の家計負担額を問うものです。
(3) 交付税(基準財政需要額)をその金額どおり予算化しているでしょうか。流用の割合と金額はいくらでしょうか。
(4) 就学援助金を受けている保護・準用保護の児童生徒の数は平成19年4月・5月の申請で何名か。合計で全体の何%か。4月に申請しても10月支給なのはなぜなのか、伺います。
08年6月議会 代表質問 再質問 我如古一郎
義務教育の教材費負担問題
●給食費やPTA会費で月約5千円、年間で55000円近くの負担。それに加えて学級費として毎月2000円近くが徴収されます。
● 昨年の私の娘は年16500円でした。
中学の修学旅行は6万円以上かかります。
それに加えて、部活をしている子どもは、ユニフォームや道具、土日の練習にかかる食事代など頭が痛いほど出費が続きます。お金のかからない部活を選んでくれとグチを言いたくなります。
●生活必需品がどんどん値上げされて、兄弟の多い家庭は火の車ではないでしょうか。
もっと家計の負担を軽くすべきです。
少子化を危惧するのであれば、このような義務教育での高額負担から見直す必要があるのではないでしょうか。
就学援助金の支給は、一番お金のかかる4月5月の家計負担を考慮していないと思います。改善できないのでしょうか。新一年生の申請が4月からしか受付けず、支給は10月では低所得世帯の要求に応えていないと思います。
義務教育として予算を充実させて、家計負担を軽くする取り組みを求めたいと思います。
後期高齢者医療
●昨日の与党の代表質問を聞いていると、選挙での民意をまったく無視した議論であると言わなければなりません。多くの有権者が後期高齢者医療は「廃止」だと支持をしているのです。
それを何か説明が不十分であるとか、マスコミが偏った、間違った報道で混乱させているというのは、有権者を理解力不足扱いするもので、正しくありません。
● 県老人クラブ連合会が出した5月26日の廃止アピールの一部を紹介します。
「年齢を重ねただけでいずれ死ぬとばかりの制度を私たちは絶対に認めるわけにはいきません。命と健康を年齢で差別する、そのような国・政治に未来はない」「不必要な道路行政に湯水のように税金を使い、米軍の娯楽費やグアム移設のために2兆円とも言われる金をつぎ込みながら、高齢者や国民から医療を奪い取る」「75歳になったら国から捨てられる制度」など痛烈に批判しています。この声に応えるのが、党派を超えた政治に求められていることではないでしょうか。
●この制度は年齢による医療の制限、負担増という大きな差別があり、小手先の改善では解消できません。廃止を表明すべきです。
●保険料の独自助成制度をつくって、あらたな負担増で苦しむ高齢者を助けるべきです。県単位でも東京都や京都府、石川県の広域連合が保険料の助成をしています。
さらに、千葉県浦安市では、窓口負担一割の後期高齢者に臨時交付金として、年1万円を支給する独自の助成制度をつくっています。浦安市は「この制度は浦安市民の生活、さらには日本国民の生活に対する安心の給付を破壊しかねない医療制度の改革であり、深い悲しみをこめて制度の導入に抗議する」と表明しています。
制度が始まって、怒りと不安が渦巻いている高齢者に、このような思いやりこそ必要と思うのですが、検討を願います。
最後に
国保・健診
特定健診の補助を復活するということですので、大いに評価できるものですが、住民健診の受信率を支えていた高齢者が、対象外にされることは、国保の今後のペナルティ問題に大きな影響があることも、当局は認識する必要があると思います。
●国保制度から無理やり引き剥がされて、検診すら有料化されることは差別といわず、何でしょうか。健康な高齢者が健康診断を受けて、健康で長生きできることを喜ぶ社会こそ、健全であり、これまでの老人福祉法の理念です。行政が制度のせいにして、75歳以上の高齢者を排除することなく、平等に対応することが重要であることを指摘して終わります。
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